目に焼き付いた歓喜の瞬間。中軸、扇の要を担う高知の雄が、今度は自らも輪の中心へ。 リポート=高田博史 
本塁を守り、打線の中心も担う高知・嶋村[写真=山田次郎]
打点リーグトップタイ
後期リーグ戦に入って以降、やりたいスイングができている。高知の四番打者、
嶋村麟士朗(福井工大中退)は、前期からの成長を実感する。打率.309(3位)。25打点は、リーグトップタイの成績だ(8月8日終了時)。
「そんなに打点は意識してなかったんですけど、調べたら1位やったんで。なるほど、結構打点稼いでんなあ、みたいな感じで」
体が早く開いてしまわないようにと意識しながら、いざ打席に入れば、来た球を打つことのみに集中する。首脳陣から口酸っぱく言われている言葉がある。「打つべき人が打て――」
「三、四、五番が打って、塁に出て。やっぱり『打つべき人が打つ』『打ったら勝てる』って繰り返し言われますね」
7月(13試合)の月間打率を見れば・・・
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