当欄新春恒例の企画を今年もお届け。なぜ彼らは、NPBへと進めたのか。今回は野手編、次回は投手編だ。 リポート=高田博史 
河野聡太内野手[愛媛-オリックス育成5位]
かわの・そうた●2000年5月22日生まれ。180cm75kg。右投左打
自身をマネジメントする
謹賀新年。四国リーグからNPB入りを果たした選手に聞く『僕がドラフト指名された理由』を、2週にわたってお届けする。今回は野手4人が考える『どうすれば四国リーグからドラフト指名されるのか?』を紹介したい。
元愛媛・河野聡太内野手(オリックス育成)によれば、NPBに行く方法は二つある。一つはトイレ掃除をすること。愛媛の選手寮に入寮する際、「全員分の運をかっさらって、1年でNPBに行きますわ!」と話していた。
「まあ、やったほうがいいのは間違いないですね。で、本音のほうは、マネジメントですかね。自分自身の」
どういった選手がNPBに行って活躍し、必要とされているのか。その傾向を見ると同時に、自分がどうなりたいのか? をひたすら考え、取り組んだ。遊撃手として認めてもらうためには、何と言っても守備力が不可欠だ。
「守備をやらないと見てもらえないのかなと思って。いろんな選手の動画を見て、いいとこ取りして。全部いいとこ取りすれば、そんなの一番になれるに決まってるじゃないですか」
元愛媛・
宇都宮葵星内野手(
巨人育成)は・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン