変化を求めたオフを経て、自慢の送球に手ごたえを得た。覚悟のシーズンは、ただ愚直に前へ。 リポート=高田博史 
挑戦できるうちは精いっぱいやるという覚悟がプレーにも表れる矢野[写真=山田次郎]
自分が正捕手だ――
前期最終戦となった徳島戦(6月8日、東予市)を終え、愛媛は3日間の短いオフを取った。
矢野泰二郎(済美高)は、1日だけ今治市にある実家に帰省している。12日から再開する全体練習を前に、一足早く松山に戻って来た。オフ3日目は、愛媛の練習場である『ひめぎんグラウンド』(松山市)で体を動かした。
「1日だけ休んで。トレーニングだったり、ちょっと軽く体を動かしていました」
高校卒業と同時に愛媛に入団して4年目、4人いる捕手の中で、前期は最も多くマスクをかぶった。自分が正捕手だ、という自負はある。
昨シーズン終了後、体の使い方から見直した・・・
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