群馬にマジック点灯も神奈川、信濃と三つ巴の大混戦。シーズンは最終局面だ。 リポート=岡田浩人 
リーグ史上8人目となるサイクル安打を達成した信濃・馬場
リーグ史上8人目の快挙
8月15日の群馬対信濃で、信濃の
馬場愛己(富士大)がサイクル安打を達成した。リーグ18シーズン目で8人目の達成者となる。
六番・右翼で先発出場した馬場は2回の第1打席で右越え三塁打を放つと、4回の第2打席で右越えソロ本塁打、5回の第3打席で左前打をマークし王手をかける。7回の第4打席は満塁の好機で迎え、左中間への走者一掃適時二塁打で大記録を達成した。この日の馬場は4安打4打点の大活躍で、信濃が9対5で勝利した。
今季大卒新人として入団した馬場は、開幕戦で先発起用されると5安打の固め打ちでデビューし、4月の野手部門の月間MVPを獲得するなど活躍を見せている。8月21日現在で打率.342、10本塁打(リーグ5位)、44打点(同2位)と高いレベルで結果を残している。大学時代は度重なるケガに悩まされ、「一度は野球をやめようと思った」という選手の才能が独立リーグで開花しようとしている。10月のドラフト会議へ猛アピールは続く。
群馬にVマジック5点灯
レギュラーシーズンの日程も大詰めを迎え、優勝争いは神奈川、群馬、信濃の3球団に絞られた。8月21日現在で群馬にマジック5が点灯している。今季は各チーム全56試合を戦う日程で、群馬が残り試合が一番多く7試合となっている。
また9月6日から始まるプレーオフには上位4チームが出場できるため、4位争いからも目が離せない。プレーオフのファイナルラウンドは9月14日から行われ、今季のBCL王者が決定する。
福島・岩村監督が退任
福島の
岩村明憲監督(元レイズほか)が8月12日に郡山市内で会見を行い、今季限りで監督を退任することを発表した。来季は現総合コーチの
沖泰司氏が監督に就任し、新たな体制で再出発する。
岩村監督は
ヤクルトやMLB・レイズ、
楽天でのプレーを経て、15年に監督兼選手として入団。17年シーズンで現役を引退し、18年のシーズン終了後から球団社長と監督を兼務していた。
岩村監督は「創設当初の(15年に)後期優勝はできたものの、その後は皆さまに優勝という頂をお見せすることができませんでした。非常に心苦しく思っています」と心情を吐露した一方、「運営会社の経営者としてチームを存続させられたことの安堵感はございます。来季からは総監督という立場で現場より一歩外からにはなりますが、チームとともに歩んでいきます」と今後についてコメントした。