選抜メンバー入れ替わりの中、前後半続けて戦う内野手は、出会いも別れも糧に成長を遂げる。 リポート=高田博史 
自身初の選抜チームでも高打率を残し、成長を見せる長嶺
戦いは後半へ
第21回みやざきフェ
ニックス・リーグに参戦中の四国リーグ選抜は、10月18日の対
中日戦(生目第二)から後半メンバーで戦っている。
【四国リーグ選抜チーム・後半メンバー/10月18〜27日】
【監督】
伊藤隼太(愛媛)
【コーチ】
武田勝(新潟)
【トレーナー】
佐藤一騎(香川)
【投手】
杉本幸基、
斎藤佳紳、荒木隆之介(徳島)、
ピダーソン和紀、
窪田寛之(愛媛)、木谷祥之、福本光希(高知)、田代樹、佐々木海允(香川)、
安城健汰、
鈴木颯人(新潟)
【捕手】
岸本暖(徳島)、
島原大河(愛媛)、大川口遥士(高知)、
福井玲央(香川)
【内野手】
チャン・ヒョンジン(徳島)、
上野雄大(愛媛)、木村脩(高知)、
長嶺良亮、嶋本将人(香川)、
塚本浩平(愛媛 ※香川・
坂東巧海より変更)、
伴在汰文(新潟)
【外野手】
笹浪竜(徳島)、
浅井玲於(愛媛/21日まで)、
高橋駿介、
三上愛介(愛媛)、
海辺眺(高知)、山田航平(香川)、
比嘉天佑(新潟)
あいにくの天候が多く、対
広島戦(19日、天福)、対
阪神戦(21日、サンマリン)などが雨天中止となった。
対中日戦(18日、生目第二)、対くふうハヤテ戦(20日、清武第二)、対サムスン戦(23日、都城)で勝ち星を挙げられず、苦しい試合が続いている。同リーグは27日まで行われた。
前半チームMVPは
前半のチームを率いた高知・
定岡智秋監督(元南海・ダイエー)が、ここまでのMVPとして名前を挙げたのは香川の内野手、長嶺良亮(沖データコンピュータ教育学院)だった。
前半7試合に出場して15打数6安打、打率.400を残している。後半に入り、くふうハヤテ戦の4回表、無死満塁の場面で右翼線に走者一掃の二塁打を放つ。次の打席でも二塁打を放ち、応援に駆けつけてくれていた両親、妹たちの前で成長ぶりを披露している。
初めての選抜チームに緊張していた気持ちは、もうとっくに消え失せた。
「今まで対戦相手だった人たちが、みんなチームになって、1つになってやるのがまずワクワクするっていうか。なんか楽しいなって」
対
巨人戦(13日、アイビー)の7回裏、
西舘勇陽が外角低目に投げた154キロのストレートを中前に弾き返した。今大会で自身最高の一打だ。
「あれを一発でセンター前に──。真芯でした。継投がみんな一軍のピッチャーだったので、もうこれ楽しもう! みたいな」
前半メンバーが去る日の朝、駐車場に現れ、定岡監督や先輩たちに「お世話になりました」とあいさつしていた。
「ああいうのは親の教育がちゃんとできている証拠よね」(定岡監督)
来年は必ず、ドラフト候補として指名の瞬間を待ちたい。そのために今、宮崎で多くのものを吸収しようとしている。
PROFILE 長嶺良亮/ながみね・りょうすけ●2003年3月23日生まれ。172cm78kg。右投左打。A型。宮崎県出身。日向学院高、沖データコンピュータ教育学院を経て香川に入団。広角に打てるミート力が武器。前期は二塁手として、実兄の孝宣と共に二遊間コンビを組んだ。48試合に出場、打率.237、21打点、3盗塁。第21回みやざきフェニックス・リーグでは9試合に出場、打率.421、4打点(10月22日現在)。