実戦経験を力に変えてきたヤクルト育成2位の愛媛・廣澤。次の目標は、神宮のマウンドでの躍動だ。 リポート=高田博史 
ヤクルトから育成2位指名を受けた愛媛・廣澤。NPBでの活躍を誓う[愛媛球団提供]
3年連続ドラフト指名
先のドラフト会議を経て、愛媛・
矢野泰二郎捕手(5位指名)、
廣澤優投手(育成2位指名)の2人が、いずれもヤクルトに入団することとなった。
仮契約合意後に行われた会見(11月20日、松山市)で愛媛・
弓岡敬二郎監督(元阪急、
オリックス)は、2022年から3年連続でドラフト指名選手を輩出した理由に、球団のスカウティング活動が向上したことを挙げる。
「いい選手を獲ってきてもらって鍛えるのが僕らの仕事であって。こんなこと言ったら悪いですけど、これちょっと無理やな……いうような選手を獲ってきてもらっても、どうしようもない」
矢野は地元の強豪校、済美高から入団し、じっくり4年をかけて一人前の捕手へと成長を遂げた。
それとは対照的に、恵まれた体格と高校時代に甲子園で活躍した実績などが注目され・・・
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