
大きく曲がるカーブが武器のヤングマン。まるでかつての筆者のようだ/写真=佐藤真一
今回は外国人選手について書く。
巨人の新外国人投手のテイラー・ヤングマンがあまりにも鮮烈なデビューを飾ったので、触れないわけにはいかなくなった。7月1日の
中日戦(ナゴヤドーム)。外国人選手の一軍登録枠の関係で開幕からずっとファームで投げていた投手に、
カミネロの不振、登録抹消で、ようやく一軍での登板チャンスが巡ってきた。ヤングマンは、その思いをぶつけるように投げて8回を零封。苦しい台所状況の巨人投手陣の救世主になった。
オープン戦で2試合投げた。初登板はまずまずだったが、2試合目の
ソフトバンク戦(大分)では、ボールに目を見張るものがなく、5回で10安打を浴びた。コントロールにもやや不安があるという印象だった。首脳陣もそう考え・・・
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