
今季、セパのMVPに輝いた丸[左]、山川。これには誰もが納得できるが……/写真=榎本郁也
今年のセ・パ両リーグのMVPが
丸佳浩と
山川穂高に決まった。
広島と
西武の主砲。ともにリーグを制したチームから選ばれた。
まず、丸。この3年間のバッティングには目を見張るものがある。今年は39ホーマーを打ったが、もともとこれだけの長距離打者ではなかった。ミートがうまく、ボールを振らないのが長所。今年もリーグトップの130四球を選んでいる。勝負を避けられていることもあるが、選球眼の良さを示す数字だ。相手投手が警戒する中、我慢しながら甘い球を待ち続け、失投を一発で仕留める技術は円熟の境地にある。
パ・リーグのMVPの山川も順当だろう。47ホーマーで本塁打王。典型的なホームランバッターだ。あれだけバットを・・・
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