
02年、西武で優勝を果たした際、豊田[左]、森の2人の力が大きかった/写真=BBM
訃報を聞いた瞬間、言葉を失った。西武の
森慎二投手コーチが6月28日、福岡市内の病院で多臓器不全のために亡くなった。まだ42歳の若さだった。
シンジとは指導者と選手という関係で長年、西武でともに戦った間柄だ。今回は彼との思い出話をつづらせてもらう。
やはり、シンジのピッチングで最も印象深いのは私が最初に西武で監督を務めた2002年、03年の2年だ。特に02年の雄姿は忘れられない。監督1年目、チームは90勝を挙げて、2位の近鉄、ダイエーに16.5ゲーム差をつけてリーグ優勝を果たした。このときクローザーが
豊田清(現
巨人二軍投手コーチ)、セットアッパーがシンジ。リードしてこの2人につなげば、ほぼ100%の確率で・・・
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