
7回、盗塁に失敗したロッテ・和田[写真=井田新輔]
パ・リーグが混戦になりそうな気配が漂っている。6月26日現在、首位・
ソフトバンクから5位・ロッテまでのゲーム差は6。最下位の
日本ハムを除いてシビアな戦いが続いている。首位から5位までいずれも投手陣の防御率は2点台。どこのチームも投手陣がしっかりしている。だから、簡単に点を取ることができない。点がなかなか入らないロースコアで僅差のゲーム展開になることが多いが、いつも述べているように、そういったゲームでは一つのミスが命取りになってくるのは間違いない。
6月22日のロッテ対
西武(ZOZOマリン)はロッテ・
佐々木朗希と西武・
エンスの投げ合いとなった。この日の佐々木朗は160キロ超のストレート、鋭く落ちるフォークのコンビネーションに加え、右打者にはスライダーも使った投球。西武打線を翻ろうして6回まで2安打8奪三振、無失点に封じ込む。一方のエンスも力のあるストレート、カットボールを投じる。4回、
安田尚憲に適時二塁打を浴びて1点の先制を許したが、上々の投球を見せた。
ロッテが1対0とリードして6回裏。ロッテ先頭の
高部瑛斗が中前打で出塁する。おそらく盗塁のサインが出ていたのであろう。エンスは一塁へけん制したが・・・
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