
原辰徳監督[右]は松田に「レギュラーを狙ってくれ」と言ったというが……[写真=大泉謙也]
どう考えても意図をつかみ切れない。今オフの
巨人の補強だ。
広島から無償トレードで
長野久義、
ソフトバンクから戦力外となった
松田宣浩を獲得。長野は12月で38歳、松田は39歳のベテランでともに右打ちの野手だ。
長野に関しては致し方ない面もある。2018年オフ、FAで獲得した
丸佳浩の人的補償で広島へ。もともとドラフトで2度、他球団の指名を拒否して巨人入りした経緯がある。広島の鈴木清明球団本部長は「いつかユニフォームを脱ぐことがあるとしたら、巨人で脱ぐべきではないかというのは、ずっと思っていた」と明かしていたが、今季は58試合の出場で打率.211。実際は自由契約にするのはしのびないから巨人に話を持っていったのだろう。
解せないのは松田だ。ここ3年、打撃成績は下降している。2020年は116試合で打率.228、13本塁打、21年は115試合で打率.234、14本塁打。今季は43試合と出場数は激減し・・・
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