
今季、日本ハムの四番を務める野村[写真=高原由佳]
「優勝だけを目指す!」
鼻息荒く、今季を迎えているのが日本ハムの
新庄剛志監督だ。就任1年目の昨季は「トライアウト」と位置づけ、「優勝なんか目指しません」と宣言。実績にとらわれず、積極的に若手を起用して経験を積ませ、時に本職でないポジションを任せて選手たちの新たな可能性も探った。その結果、投手陣はリハビリに終始した
ガント以外全員が一軍マウンドを踏み、野手は全員が一軍での試合出場を果たした。そこから一転、今季は180度違う方針を掲げ、キャンプでも昨年と変わり新庄監督も言動で目立つことをせず、選手たちも練習に打ち込んだ。
日本ハムが優勝するためのポイントは何か。やはり、打線になるだろう。昨年はリーグ最低の463得点。三振数も1148個とリーグで一番多く、出塁率.292もリーグワーストと振るわなかった。あらゆる選手をとっかえひっかえ起用していたから、これは致し方ない面もあるが、そこから
近藤健介がFAで
ソフトバンクへ移籍。出塁能力が高く、チームで一番信頼のおけた打者が抜けたことは大きなダメージだ・・・
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