
球団史上初の連覇に向かって確かな指導力を発揮している岡田監督[写真=宮原和也]
球団史上初のリーグ連覇を目指す今季の
阪神だが、キャンプも非常にいい雰囲気だった。宜野座キャンプを視察に訪れた際、
岡田彰布監督と1時間近く言葉を交わしたが、指揮官は話をしながらもしっかりとグラウンドを見ている。時折、「あれはダメだ」という言葉が口をつく。目は常に選手の姿を追っているのだ。それも非常に的確。観察眼に優れる岡田監督には隙がない。
練習内容は充実している。例えばシートノックだ。私もコーチ時代、シートノックで選手には試合と同じような緊張感を求めた。もちろん、ノッカーである自分自身もきちんとした"生きた打球"を打つ。そうしなければ選手は上達しない。それを肝に銘じていたが、阪神のシートノックも素晴らしかった。ノッカーも選手も・・・
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