8月4日現在(以下同)、貯金は31を数え、4年ぶりのパ・リーグ制覇へ順調に歩を進めているソフトバンク。2位・ロッテとも10ゲーム差が開いており、ソフトバンクが優勝する可能性は限りなく高まっている。パの焦点はクライマックスシリーズ(CS)進出を懸けたAクラス入り争いに移っていると言って過言ではないだろう。

　2位・ロッテ、3位・日本ハム、4位・楽天は5ゲーム差内にひしめいており、5位・オリックスも少し引き離されているが、逆襲が期待される。その中で、注目なのは日本ハムだろう。2022年に新庄剛志監督が就任してから2年連続最下位。だが、「トライアウト」と位置付けた2年を経て、チーム力がアップした。開幕からパの台風の目となって、ペナントを盛り上げている。

　躍進した日本ハムが・・・