楽天・則本昂大[投手] 高校(八幡商)の最後の準決勝の試合には、出場することもできなかったんです。その前の試合で右手の親指の付け根に打球が当たったんです。投げようと思えば投げられたけど、ベンチでした。最後は代打で準備していたけど、そのまま試合終了。だから、泣こうにも涙も出てこなかった。その2~3日後には練習を始めていました。
だから、夏休みという夏休みはなかったという記憶です。周りには「プロになる」と言っていましたけど、あまり信じてもらえなかったこともあったし「見てろよ!」という感じでした。だから、今があるのかもしれませんね。