プロ野球12球団の選手や監督・コーチに、毎週決まったお題について自由に語ってもらうコーナー。今週のお題は「夏の甲子園」です。 楽天・釜田佳直投手

金沢高のエースとして力投を見せた釜田
甲子園に行く前から、2勝することが最初の目標だったんですよ。金沢高は創部以来、夏の甲子園で2勝したことがなかったんです。出場は13度目だったんですけどね。センバツでは2勝したこともあるんですけど、夏はジンクスというか、どうしても2勝できないっていうのを、自分たちの代で打ち破ってやろうという感じで乗り込みました。
だから、やっぱり一番印象に残ってるのは2勝目になった2回戦です。しかも相手が聖光学院高で、歳内との投げ合いでしたからね。スコアは4対2で、紙一重の勝負でしたけど、あそこで勝てたことはいい思い出になっています。ただ3回戦で負けてしまったので、悔しさも残る大会でしたね。
写真=BBM