プロ野球12球団の選手や監督・コーチに、毎週決まったお題について自由に語ってもらうコーナー。今週のお題は「一人暮らし」です。 中日・又吉克樹投手
緊急事態に来てもらったのはなんと……
プロ入り後の寮生活も含めると、沖縄を出てから9年間は一人暮らしです。環太平洋大、四国独立リーグ・香川時代とは違う苦しみを味わったのは、ドラゴンズの「昇竜館」を退寮したあとのことですね。
パッと気がついたら「あ、まずい。熱がある」と。計ってみたら40度近かったんです。誰かに助けてほしいし、何か栄養も摂らないといけない。一人って、こんなに大変なのか、と痛感しました。
本当に困って、連絡した相手が
小川龍也(現
西武)。別に家が近かったわけではないんですが、「何か口に入れる食べ物と薬をお願い」と頼んで、来てもらいました。今年途中で西武に移籍してしまいましたが、そのときの恩は忘れません。
写真=BBM