プロ野球12球団の選手や監督・コーチに、毎週決まったお題について自由に語ってもらうコーナー。今週のお題は「オープン戦」です。 ヤクルト・山中浩史投手

山中浩史・シーズンに入り、プロの厳しさを痛感した
思い出深いのは、やっぱりルーキーの年です。
ソフトバンク時代ですから、6年前(2013年)になりますね。オープン戦で
DeNA戦に先発して6回を無失点に抑えて、開幕ローテーションにだいぶ近づいて。そのときに、
山崎勝己さん(現
オリックス)に「公式戦で抑えたら褒めてやるよ」と言われました。
そのまま順調に開幕ローテに入ることができたんですが、プロ初登板だった
西武戦(西武ドーム)、4回途中4失点でノックアウトされて……。そのときに山崎さんの言葉を思い出して「プロで結果を残すこと、残し続けることは厳しいな」と感じましたね。プロの世界は甘くないんだと。今でもその言葉と気持ちは心の中にあります。
写真=BBM