プロ野球12球団の選手や監督・コーチに、毎週決まったお題について自由に語ってもらうコーナー。今週のお題は「イチロー」です。 オリックス・平井正史コーチ

抑えとして活躍した平井正史(右)は入団年の1994年からメジャー移籍する2000年までイチロー(写真左)とともにプレー。若き力で躍進を遂げたチームの象徴として95、96年にはリーグ連覇を遂げた
同じ時代に
オリックスでプレーしたスーパースター。ライトの守備で助けてもらったこともありますし、イチローさんがいないとあの成績(1995年、96年の連覇)はなかったと思っています。
僕がプロ1年目、イチローさんは一軍で出ていて寮に帰ってもウエート・トレーニングをやっていました。
姿勢として「ここまでやらないといけないんだ」と感じましたね。
ブルーウェーブ最後の選手が引退となりましたが、仕方ない。イチローさんがいてくれたからこれまでいたんですから。
オリックスも優勝が遠ざかっていますが、この世界は勝たないと意味がない。勝つ喜びを分かれば、1つずつレベルが上がり、次のステップに進むことができると思います。