プロ野球12球団の選手や監督・コーチに、毎週決まったお題について自由に語ってもらうコーナー。今週のお題は「都市対抗」です。 ロッテ・清田育宏外野手

清田育宏は野球の一発勝負の怖さを都市対抗で学んだ
都市対抗は社会人野球の一大イベント。1年目はJR東日本の補強選手として出て、NTT東日本の選手としては2年目の2009年に初めて出ることができたんですけど、自分よりも6、7歳上の先輩たちが死球をもらってガッツポーズをしながら一塁へ走っていく姿に感動しましたね。
プロでは勝っても負けても次の試合があるから切り替えが大事。でも、社会人はトーナメントなので負けるとその時点で終わる。ただ、高校野球ともちょっと違う楽しさもある。口ではなかなか言い表せない楽しさや難しさがあります。
一発勝負ならではの怖さもありました。一つのミスが命取りになる。そういう怖さを学べたことはプロでも生きていると思います。
写真=BBM