プロ野球12球団の選手や監督・コーチに、毎週決まったお題について自由に語ってもらうコーナー。今週のお題は「高3の夏」です。 中日・山井大介投手

神戸弘陵高時代、甲子園出場はないが、甲子園で試合をしたことはあった山井大介
高3の夏は兵庫大会の3回戦で負けました。1回戦は不戦勝。2回戦はグリーンスタジアム神戸で勝って、3回戦の舞台は甲子園でした。マウンドに立ったときに、バックネット裏は超満員。「甲子園に出たらこんな感じなんやな」と思って。でも、外野席には客を入れてなかったので、センターのほうを見たらガラガラでした。
プロが使うグラウンドで2試合も戦えたけど、前年の決勝で負けた尼崎北高に1-3で敗戦。2年連続で負けてほんまに悔しかった。あとの夏休みは小遣い稼ぎのためにずっとバイト。同級生のおじさんのところで土木作業員として、高速道路の高架下で朝から晩まで働いたり、朝4時に起きて仕分けの仕事をしたりしていました。
写真=BBM