プロ野球12球団の選手や監督・コーチに、毎週決まったお題について自由に語ってもらうコーナー。今週のお題は「ドラフト当日」です。 巨人・戸郷翔征投手

昨秋のドラフトで巨人から6位指名され、祝福される聖心ウルスラ学園高時代の戸郷翔征
ドラフト会議当日は高校で4時間目まで授業を受けて、午後は指名された場合の会見の練習とか準備をしました。緊張していました。「指名されんかったらどうしよう?」とか考えてしまって、不安でしたね。
ドラフト会議が始まると野球部の仲間たちと中継を見て、いつ呼ばれるのかなと待ちました。6位で苗字が呼ばれた瞬間、周りがワーッと声を上げたので下の名前まで聞こえなくて、「本当に自分? 別の戸郷じゃないの? 」と思ったぐらい、すぐには信じられませんでした。
その夜に両親とお祝いで回転寿司に行ったとき、ほかの席のお客さんたちに写真撮影や握手を頼まれて、少し実感が湧きました。両親が喜んでくれたのがうれしかったですね。
写真=BBM