プロ野球12球団の選手や監督・コーチに、毎週決まったお題について自由に語ってもらうコーナー。今週のお題は「方言」です。 ロッテ・東妻勇輔投手

地元の東妻勇輔でも分からない和歌山弁がある
和歌山県出身ですが、標準語だと思って使っていたのは「7時」の読み方ですね。僕の地元では「ななじ」と読みます。一般的には「しちじ」と読むんですよね。
智弁和歌山高で大阪から来ていたチームメートに「“ななじ”ってなんやねん(笑)」と指摘されるまで、気がつきませんでした。ただ、かけ算の九九のときだけは「しち」と読みます。さすがに「なな」では覚えづらいですからね。
地元のテレビCMでは僕も分からないような和歌山弁を使ったものがありました。「ぼっきんこ」「てんてらてん」といった言葉が乱れ飛ぶ理髪店のコマーシャルです。前者は「小銭」、後者は「頂上」という意味だそうですが、年配の方は使っているのかもしれません。
写真=BBM