シーズンも終盤を迎え、両リーグとも優勝争いが激化している。その一方で、現役に別れを告げる選手たちが出てくる時期にもなった。今回は関西球団に所属する大物選手2人が引退を表明し会見を行った。 【オリックス・能見篤史】はこちら 会見日 2022.9.13 ![](https://cdn.findfriends.jp/img.sp.baseball/show_img.php?id=2082&contents_id=p_page_054)
19年の現役生活では投手から野手への転向や、トレードなどさまざまな苦難もあったが、そういう部分は一切見せない終始笑顔の会見となった[写真=毛受亮介]
いつでも人を惹(ひ)きつける言葉で、笑顔にさせる。それが
糸井嘉男だ。9月13日、西宮市内のホテルで現役引退会見が行われた。「昨日、泣き過ぎて一睡もしていない。今日は泣きませんので、よろしくお願いします」と笑顔であいさつを行い、場を和ませた。
的を得ているようで、的を外した言葉が会見でも続く。引退は最初、誰に報告したのかという質問には「すべて決断は自分の心の中でしてきたので。(心の中にいる)リトル糸井です」。
プロ19年目の開幕戦では六番・左翼でスタメン出場。4回には2ランを放つなど4打数3安打と活躍し41歳の「超人」は健在と思われた。しかし、その後は・・・
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