16年秋の東京大会決勝はインパクト十分だった。キレのあるスライダーを軸に、早実の怪物スラッガー・清宮幸太郎を5打席連続三振に抑えた。シュアな打撃でも「強打・三高」の象徴であり、櫻井周斗は投打で注目を集める。 日大三高では1年秋から外野手としてレギュラーを獲得。シュアな打撃を見せる左打者として、頭角を現した。2年時には夏の西東京大会で先発を任されるなど、二刀流としてチームの中心選手になった。16年秋の東京大会決勝では、ドラフト1位候補に挙がる早実・清宮幸太郞内野手から5打席連続三振を奪い、実力を示した。左投手として評価するのか、巧打者として見ていくのか。各球団のスカウトはどちらもチェックしていくことになるだろう。
投球フォーム(7.0)は腕の振りは申し分ないが、下半身のタメがなく、上体だけで投げ急いでしまう傾向がある。1、2、3で投げているというか、間が取れていない点が気がかりだ。リリース時に力をボールに伝えられるように、下で投げる意識を体で覚えるようにしてほしい。そうすれば左投手特有のクロスファイアの角度も出てくるだろう。
最速144キロをマークするストレート(7.0)は、球速は出ているのだが、キレが物足りない。これは・・・
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