今夏の甲子園ではPL学園高・清原和博(元西武ほか)の1大会本塁打記録(5)を6本に更新し一躍、注目度が増した中村奨成。勝負強い打力に加えて、強肩捕手としての将来性も高い。 広陵高では1年時からレギュラーの逸材。今夏の甲子園ではチームは惜しくも準優勝だったが、1大会最多記録となる6本塁打を放ち、度肝を抜いた。大会後は侍ジャパンにも選出されるなど、大舞台での経験を多く積み、成長につながった。12球団が興味を示す「打てる捕手」は、今年のドラフトで人気が集中しそうだ。
打撃フォーム(9.0)は軸が安定し、自然な形でトップを作り、インパクトまでがシャープ。スイングの軌道もよく、とらえたときの打球の速さは高校生では群を抜いている。内角球にはヒジをたたんで対応できている。国際大会では外国人特有の動く球に・・・
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