まだ本格的に高いレベルの指導を受けたことがないが、その素質にプロのスカウトが注目する高校生左腕が千葉県の最南端にいる。7月12日に開幕する第100回全国高校野球選手権記念東千葉大会で、ますますその評価を上げていきそうだ。 取材・文=落合修一 
近隣の安房高と並び、野球部がある高校としては関東最南端に位置する館山総合高に、逸材左腕・相川が潜んでいる
自分の力に気付いたドラフト候補との投げ合い
182センチの長身からしなやかに左腕が出てきて、スパッとストレートを投げ込む。自己最速は135キロだが、初速と終速の差が小さいので、打者からは手元で伸びるようにも感じる。変化球は、縦横2種類のスライダーとカーブ、さらにチェンジアップを自由に操る。このピッチングスタイルは、誰に教わったわけでもない。現時点では、持って生まれたセンスと才能で投げているのだという。
館山総合高のサウスポー・
相川亮太。同校は、館山高と安房水産高が合併して2008年に開校した県立校である。少子化の影響で、今は館山市内に野球部のある高校は、同校と安房高(2000年センバツに21世紀枠で出場)しかない。
館山総合高は、今春の県大会を10人の3年生だけで戦った。今夏は下級生7人を加えて17人で臨むが、限られた人数で活動している。そのような高校が県内の予選を突破して県大会に出場できたのも事実上、この相川の左腕が原動力だった・・・
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