2019年を迎え、ドラフト戦線もいよいよ本格スタートとなる。各現場ではスカウトによる新年のあいさつ、そして視察とスカウティングがすでに始まった。アマチュアの逸材選手を連載で紹介する。 取材・文=小中翔太 
2018年の社会人ベストナインでDH部門の表彰を受けた。新人では唯一であり、ドラフト解禁年となる2年目シーズンへ弾みをつけた/写真=小山真司
打球がフェンスを越えるか、越えないか。その行く先をその都度、確認する必要はない。重要なのは芯に当たったか否かの1点のみ。芯に当たりさえすれば、球場の誰もがスタンドインを確信する。それが、社会人屈指の飛ばし屋であるパナソニック・
片山勢三の弾道だ。
体重105キロの巨漢スラッガーは18年、九州共立大からパナソニックに入社するといきなり四番を任された。「そこはあまり考えずに、『自分がパナソニックの・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン