好きなプロ野球選手は、元阪神・糸井嘉男。近大時代は剛腕として鳴らし、プロ入り後は野手で素材を開花させた潜在能力にあこがれている。学生ラストイヤーは投打で磨きをかけ、プロ入りを目指す。 取材・文=沢井史 写真=宮原和也 
太成学院大は近畿学生リーグ二部に在籍。主将は投打でチームの中心であり、今春は二部優勝と一部昇格を目指していく
178cm95kg。ユニフォームがはち切れそうなほど筋骨隆々な体格は自身で積み上げたトレーニングの成果だという。
「大学で野球をするならば、戦える体をつくらないといけない。ジムに通って、1年生のときは体づくりに専念しました」
近畿学生リーグ二部の太成学院大には専用グラウンドがなく、野球部寮も併設されていない。大阪府堺市内の美原キャンパス内にある100メートル×25メートルの人工芝の多目的グラウンドを、ソフトボール部と共用している。ケージで囲まれたスペースでティー打撃とブルペン投球を交互に使用。週に2度、近隣の球場で練習することもあるが、トレーニングは各自でジムに通う。
鶴岡東高時代はレギュラーではなかった。中学時代に所属していた河南シニアの先輩の背中を追い「甲子園に行けると思って」と、地元・大阪から山形へ。当時は三塁手だった。1年秋に初めてベンチ入りするも、2年春、夏はベンチ外。新チームとなった2年秋、転機が訪れる。
「内野から外野手に転向することになって、たまたま打撃投手をやっていたら、当時の指導者から、肩の強さを評価されて『投手をやってみたら』と言われまして。自分では肩が強いという自覚はなかったんですけれど、マウンドに立つと130キロ台後半くらい出ました。それから・・・
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