毎年のように好左腕を輩出している京都国際高に2026年も期待のサウスポーがいる。「夏一本」に照準を絞り日々、練習と向き合っている。 取材・文=沢井史 写真=宮原和也 
京都国際高への進学を志望したのは一つ。多くの先輩が成長した環境があるからだ
入学以降16キロアップ
成長過程の最速144キロ。投手指導を担当する宮村貴大部長は「将来性、伸びシロがある」と口にし、周囲からの評価も高い。小牧憲継監督によると、高校入学直後は身長が170cm未満で成長痛もあったため、無理な練習ができなかった。本格的にピッチングを開始したのは1年夏以降。入学時は128キロだったが、本人によると身長が高くなるにつれて、ピッチングの精度が上がっていったという。
「高校に入った時、1年上に西村(
西村一毅・中大進学)さん、2年上に中崎(中崎琉生・国学院大2年)さんがいて、特に中崎さんには野球に対する考え方を教わりました。下級生の時はそういう先輩のいろいろな考え方を参考にしながら、自分に合った練習法も考えてきました。そういった区別ができるようになって、今、活かせていることも多いと思います」
加えて、下級生時から指導者に読書を勧められ、
今永昇太(カブス)の著書も参考にした。自分から動くことの重要性や判断力なども学んだという。
変化球の質が向上
京都国際高への入学を決意したのは、21年春、夏、22年夏の甲子園に出場した(22年春のセンバツは新型コロナウイルスの集団感染により出場辞退)左腕・
森下瑠大(
DeNA)の存在があった。
「森下さんはフォームがきれいでしなやかさがあって、球速以上にベース板の球が強いので、自分もあんなボールを投げたいと思っていました。父に京都国際のピッチャーは参考にした方がいいとずっと言われていて、テレビでよく森下さんの試合は見ていました」
高校入学直後はウエイトトレーニングに加え・・・
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