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東海大・求航太郎(投手) 春に結果を求める154キロ右腕「全国大会に出て神宮球場でリベンジしたいです」

 

タテジマがよく似合う。東海大相模高出身であり、東海大を通じて7年目。最終学年はエースとして、首都大学リーグ制覇、全日本大学選手権出場で上位へ進出する。夢舞台への可能性を広げる春だ。
取材・文=大平明 写真=大賀章好

母の実弟である東海大出身の平野恵一氏[元阪神ほか]に憧れて、野球に興味を持つようになった


高校時代は投打二刀流


 高校野球ファンならば、求航太郎の名を覚えている方も多いだろう。東海大相模高時代は2年春のセンバツで鳥取城北高の2回戦で先発。公式戦初登板だったが4回を無失点に抑えると、明豊高との決勝では二番手でマウンドに上がって無失点。優勝に貢献し、「親戚としか会ったことがありません」と本人が話す求という珍しい苗字も相まって注目を浴びた。そして、東海大に進んだ現在は最速154キロの右腕として、今秋のドラフト指名を目指している。

 求が野球を始めたのは母の実弟であり、オリックスや阪神でプレーしてベストナインとゴールデン・グラブ賞を2度ずつ受賞している平野恵一(台湾・中信兄弟監督)に憧れたのがきっかけ。「体は大きくないのにプロで活躍できて、すごいと思いました」。中学進学時にはその平野恵一を育てた母方の祖父を頼り、故郷の鹿児島・奄美大島を離れて神奈川県川崎市へ母とともに移住した。

「小学生のころは少し球が速く、少し打てるくらいの選手だったのですが、奄美大島には硬式のチームがなかったので、早く硬式のボールに触れたいと思って引っ越しました」

 中学3年時はシニア日本代表に選ばれ・・・

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