いよいよオープン戦も始まり、2017年の開幕はもうすぐである。プロ野球史上80回目であり、2リーグになって68回目の開幕になるが、その前に現存12球団の力をあらためて調べておきたい。優勝から2年見放されている巨人だが、いまだに球界の盟主の座は動かないのか。パ・リーグでは昨年10年ぶりに日本一に輝いた日本ハムの強さは当分続くのだろうか。記録の側面から古今東西の12球団の勢力図を見ていきたい。 
昨年セ・リーグ通算5000勝をマークするなど、まだまだ勝率では他を引き離している巨人。大型補強も敢行して高橋監督体制2年目の2017年こそ覇権奪回が至上命題となる
通算勝利数で他の追随を許さない巨人
巨人はいまだに球界の盟主と言ってもいい。現在通算5783勝であり、2位の
阪神(5110勝)に673勝もの大差をつけている。通算6000勝まであと217勝だけに巨人の6000勝は、2020年、東京オリンピックの年あたりになりそうだ。
それでも昨年並みの71勝だと3年経ってもやっと6000勝に届くかという計算である。かつてはセ・リーグの覇権を独占し・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン