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韓国リーグで40本以上の本塁打を放った両打のロハス・ジュニア。日本の野球に対応できるかどうかが阪神の21年の運命を握っていると言っても過言ではない[写真=Getty Images]
スアレスの残留報道に心底、ホッとしたわ
寝不足だ。この原稿を書いているのは、2020年12月の半ばだが、先週はテレビにクギ付けやった。夜中に起き出し、テレビをつける。ゴルフ好きにはたまらない展開よ。そう女子ゴルフの渋野日向子さんの活躍……。メジャーの全米女子オープンで、渋野さんは3日目まで首位をキープ。さあ、快挙へ。最終日、ワクワクして画面を見つめていた。最後、力尽きた。それでも拍手よ。堂々と戦い、4位でのフィニッシュ。4日間、最も輝いていたのは彼女やった。新型コロナ禍で、ドンヨリとした世の中だが、渋野さんは一筋の光を与えてくれた。やっぱりスポーツはいい。影響力がスゴい。あたらためてアスリートの底力を感じた次第です。
特別な1年がいよいよ幕を閉じる。これが年内最後のコラムです。1年間、読んでいただき、ありがとうございました。暗い話に終始したけど、せめてスポーツだけは明るくなくっちゃ、と思うのであります。ということで2020年の締めは、阪神タイガースにこだわって話します。今シーズンは2位で終えた。もしクライマックスシリーズがあったら、日本シリーズ進出は可能だったのでは、と思わせる終盤の展開やった。
それだけに21年シーズン、さらに期待がふくらむよ。05年以来のリーグ優勝へ。カギは外国人選手です。そこさえシッカリすれば打倒・
巨人は可能……。ところがイヤなニュースが流れた。クローザーである
スアレスが自由契約に。これは一大事である。もしスアレスがいなくなれば、チーム構想は大きく狂ってくる。だから残留工作をゼッタイに成功させること。これをオレは強く訴えてきたが、つい最近、願いが実ったようだ。スポーツ新聞に残留との報道があり、ホンマ、ホッとした。ピースがひとつ埋まったという単純なものではない。もしスアレスが不在となれば・・・
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