
4月25日現在でリーグトップタイの6本塁打を打っている阪神、佐藤輝の打順は開幕のときの四番で固定すべきよ。それが安定した戦い方をする第一歩よ[写真=松田杏子]
異次元の投球を見せた佐々木朗の体力はこれから
まず
ロッテの
佐々木朗希について。高卒3年目で完全試合を達成した。これもすごいのだが、中身がエグかった。13者連続三振で、1試合19奪三振。腰を抜かしそうになったけど、これだけで終わらないのが、この若者のケタ外れの能力だ。続く登板で8回まで「完全」を続けた。ところが9回、井口(
井口資仁)監督は交代を告げた。試合は0対0の同点。もし9回も投げ切っても、同点のままなら完全試合とはならない。あくまで参考記録となる。
井口監督は同点だから……ということもあり、交代を決断したのだろうが、この判断、よかったのではなかったか。1点でもリードしていたら続投。オレなら、そうしていた。そして、佐々木朗なら、また(完全試合を)やってのけられる。そんな思いがベンチにあったと思う。ホンマ、すべてに次元の違いを見せてくれた。
問題はここから。サンデー朗希が予定どおりにマウンドに立った。4月24日の
オリックス戦(京セラドーム)。ところが、いきなり先頭打者にヒットを浴びた。これで記録は途絶えた。そして野球ファンを騒がせた問題の光景が……となる。
オリックス安達(
安達了一)に投じた1球は微妙なコースに収まった。これがボールの判定。佐々木朗はエッという表情になった。これを見た球審が、なんとマウンドに歩き出した。
言葉で表現すれば、その態度はなんだ! といったところか。最悪の退場ということにはならなかったが・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン