初めてプロの世界で過ごした1年は悔しさも味わったが、同時に成長するための糧も手にした。投手としての階段を上がり、来季こそプロ初勝利をつかんでみせる。 
投手/1年目/22歳
生まれ育った愛知県で、
丸山泰資は本拠地プロデビューを飾った。6月14日の
日本ハム戦[ナゴヤドーム]。「ブルペンで『行くぞ』と言われた瞬間、足が震えたのを今でも覚えています」と振り返る。5対7の延長12回一死一、二塁でマウンドに上がると、
杉谷拳士をセカンドライナーでダブルプレーに打ち取った。
「結果はゲッツーですが、抑えた感覚はありませんでした。芯でしたし、偶然セカンドの正面に飛んでくれただけ」。ただ恐怖心だけが残った初登板。「自分は通用するのか」。その予感は的中する。2日後の
西武戦(同)では1回を投げて3安打4失点。
秋山翔吾にはプロ初のホームランを浴びた。
「手元でまったく伸びていない。コーナーを意識して・・・
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