高校時代に甲子園で活躍した期待のサウスポーだ。ここまでは故障に悩まされ、一軍初登板はまだない。その中で見い出した新たなスタイル。焦らず一歩ずつ、晴れ舞台を目指している。 投手/3年目/21歳
一軍での登板を夢見て、汗を流している。高卒3年目の21歳、
高橋奎二だ。「調子はまずまずです」と口にするが、8月25日現在でイースタン・リーグ16試合に登板し、8勝5敗、防御率3.66の好成績。1年目は左肩、2年目の昨季も左肩と腰を痛めるなど故障が続き、悔しさを味わった。体の状態を見て、間隔を空けながら登板しているが「中12日とか空けてもらったりしている中で、投げられているのはプラス」と胸を張る。
過去の自分を捨て、成長につなげている。高橋といえば、京都・龍谷大平安高時代に話題となった、右足を胸の近くまで上げる独特の投球フォームが特徴的で、“左のライアン”とも呼ばれた。だが、腰への負担軽減などを理由に、上げ幅を腹部付近までに抑制。「正直、変えるのは嫌でした。でも・・・
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