カモメ軍団の積年の課題である和製大砲の不在。そんな悩みを近い将来、必ずや解消してくれるであろう期待の若きスラッガーは、得た経験を確かな糧としている。 
内野手/1年目/19歳
ロッテ浦和球場で行われていた1月の新人合同自主トレでは、1球たりとも打球がサクを越えない日があった。それがどうだ。188センチ、100キロ。プロ入り時よりも5キロ増量し、体つきもプロらしくなった
安田尚憲のバットからは軽々とアーチが描かれるようになった。もちろん、高校通算65本塁打の力は秘めていたが、それを目覚めさせたのは技術だけではない。一番の変化は「責任」だった。
「オールスター明けから二軍で四番を任せてもらい、チャンスで回ってくることが多くなった。二軍も勝つことは大切。大事な役割と責任感がありました」
立場が人をつくる。打撃の数字は不思議と・・・
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