未完成で粗削りな原石ではあるが、その素質は将来のベイスターズで光り輝く可能性を感じさせてくれる。19歳ながら投げ込むボールは一級品。一軍のマウンドで躍動する姿を早く見てみたい。 写真=BBM 
投手/1年目/19歳
「ハマの剛腕」の一軍デビューはそう遠くはないかもしれない。東京・日大鶴ケ丘高からドラフト4位で
DeNAに入団した
勝又温史は、最速152キロの速球が魅力の将来のエース候補だ。1月の新人合同自主トレーニングで球団関係者を驚かせたキャッチボールは、肩の高さで放ったボールが重力を忘れたかのようにどこまでも伸びていく。そのインパクトは1位入団で開幕から先発ローテーションを守っている
上茶谷大河をも上回り、視察した一軍首脳陣の脳裏に強烈なイメージを残した。
その証拠に、
ラミレス監督は2月の沖縄・宜野湾キャンプでの練習試合に一度、二軍から勝又を呼び寄せている。一昨年の
京山将弥、昨年の
阪口皓亮と高卒ルーキーは1年間、頑としてファームで経験を積ませてきた球団では異例の・・・
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