次代の正捕手候補の1人だ。高校時代は日の丸を着け、三番を打つなどポテンシャルは高い。その高校ジャパンで四番を打っていたのが、現在は一軍で四番を張る岡本和真。同世代の活躍に刺激を受け自身の飛躍を誓う。 写真=井田新輔 
捕手/2年目/23歳
確かな成長の跡を示している。
岸田行倫は、“バランス型”の捕手だ。昨秋キャンプなどで指導した
相川亮二バッテリーコーチ(一軍担当)は「総合力では、チームの捕手でもかなり高い。打つ、投げる、走る。全体のレベルを一回り上げることができたら、将来は一軍の正捕手も狙える」とその能力を高く評価している。
報徳学園高から大阪ガスに進み、捕球から二塁送球が1秒78を記録する強肩を売りに2017年ドラフトで
巨人から2位指名を受けた。
1年目の昨季は春季キャンプを一軍スタートしたが、負傷で離脱。復帰後はイースタン・リーグ51試合に出場し、打率.256、3本塁打。シーズン終盤に一軍昇格を果たしたものの出場はなく、「1年間戦う土台を作って、一軍の戦力になりたい」とカベを実感した。
1年目を終えた直後のオフの自主トレは、高校ジャパンのチームメート・岡本和真らと・・・
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