一軍に負けじとファームも熱い!将来が楽しみなスター候補を発掘する好評企画の3回目はドラゴンズ編。今年ドラフト6位から入団した三拍子そろった期待の社会人ルーキーだ。パンチ力もある俊足好打の外野手。一軍切符をつかむべく、日々奮闘している。 取材・構成=牧野正 写真=榎本郁也 
外野手/1年目/24歳
春季キャンプでは一軍に参加し、攻守走とすべての面でアピールに成功。高い評価を得た。しかし、徐々にプロの壁を感じるようになり、開幕は二軍スタートとなった。悔しかったが、今の実力では無理もないと痛感した。足りない部分を磨いてレベルアップに励み、一軍で活躍する日を夢見ている。 ──ルーキーイヤーですが、そろそろプロの水には慣れたころですか。
三好 いや、まだなかなか慣れないですね。毎日が大変です。アマチュアと違って毎日のように試合があって、その中で自分の練習、調整をしていかなければいけないですから。そのあたりでまだ戸惑っている部分があります。
──ここまでの成績を振り返って、自分ではどう感じていますか。
三好 全然ダメですね。自分の中ではもう少し対応できるかなと思っていたんですが……やっぱりプロの世界は甘くないと感じています。
──特にどんな部分がうまくいかない、苦しんでいるところですか。
三好 気持ちの切り替えですね。毎日試合がある中で、悪い結果に終わっても気持ちを切り替えて次、次とやっていく部分です。もちろん頭では分かってはいたんですけど、実際にプロに入って体験してみると簡単ではないなと。
──待望の初安打は開幕から18打席目でした(4月3日
ソフトバンク戦/タマスタ筑後)。翌日には初本塁打を放って気持ちも楽になってきたのでは?
三好 開幕から自分のスイングというものができず・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン