ファームもレギュラーシーズンが終了。俊足が自慢の育成ルーキーは、シュアな打撃でも存在感を発揮した。来季こそ2ケタ背番号を勝ち取るために、すべての面でさらなるレベルアップを誓う。 取材・構成=小林篤 写真=高原由佳 
外野手/育成1年目/25歳
ヤクルトでは今季途中、小澤怜史、赤羽由紘の2人が支配下昇格を勝ち取ったが、まだ育成には注目の選手がいる。それがルーキーの岩田幸宏だ。ファームではシーズンを通し打撃と走塁の両面で安定した成績を残した。2ケタ背番号獲得へ、この秋もアピールを続けていく。 ――打率.275、盗塁15個。シーズンを終え、成績を振り返っていかがですか。
岩田 1年目ですが、ある程度の成績は残さないといけない年齢なので、そう考えれば良くも悪くもない“普通”なのかなと。
――開幕当初に思い描いていたものと比べてはどうですか。
岩田 開幕前はもう少し打てなかったり、盗塁が決められなかったりするのではと思っていたので、そう考えると成績は残せたのかなと。ただ、打率に関しては最低でも2割8分は打ちたかったです。
――打撃面で成長した点はありますか。
岩田 開幕当初は若いカウントから当てにいく傾向がありました。宮出(
宮出隆自)コーチ、畠山(
畠山和洋)コーチから・・・
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