
開幕戦で負けを覚悟しながらも逆転勝利し、喜びを分かち合う原監督と菅野。ただ、もし負けても痛くもかゆくもない試合でした/写真=小山真司
巨人が開幕戦でいきなり6000勝! と言われてもピンとこないのが正直なところです。でも、通算勝率が5割8分を超えているらしいですね。笑うしかない、すごい数字です。私自身も監督経験があるだけに、その勝率の高さは理解できます。私もその中で、少しだけ現役時代に貢献できたことは誇らしいですね。
巨人時代に感じたことは「勝たなければいけない」ということ。これは伝統なのです。勝つことが求められ続けるチーム。
西武の黄金期を経験しましたが、巨人で感じたような「勝たなければ」という重圧はそこまでなかったですね。
今季は特に、セ・リーグはクライマックスシリーズ(CS)がありません。120試合の中で、優勝を勝ち取りにいくわけですから「勝たなければいけない」という伝統チームが強いだろうな、と思うのです。昨季までCS進出を狙っていたチームだと、今季優勝するのは難しいかな、と巨人の開幕戦を見て感じましたね。やはりこのチームを見ていると覚悟が違いましたから。
巨人対
阪神の開幕戦。途中で巨人サイドには負けても仕方ないな、という雰囲気はありました。それも・・・
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