
座る間隔を保ちながら、ひいきのチームを応援するファンの皆さん。待ちに待った試合を目の前で見られるのですから……興奮するはずです。しかし、まだまだコロナ禍。気を付けていきましょう/写真=早浪章弘
西武時代、控えメンバーとして川崎球場で
ロッテと戦ったとき「少ないなあ、お客さん。数えてみよう」と試合中にもかかわらず観客を数えました。200人くらいだったことを覚えています。
その25倍ではありますが(笑)、あの大きな球場に5000人しか入らないとなるとかなり少なく、無観客とそれほど変わらないんだろうな、と想像していたのです。でもやはりファン、観客が入った球場は、まったく雰囲気が違いましたね。
あらためてプロ野球は「ファンがいるからこそ」あの試合の雰囲気が作られる。「ファンあってのプロ野球」を実感しました。私以上に現役の選手がそれをすごく感じたのではないでしょうか。
試合前の練習。無観客試合のときは、もちろん緊張感はありますが、それでもお客が入ってこないことで、何か物足りなさを感じていました。先々週から、16時開門となり、お客さんが入ってから、あの独特の緊張感が球場内に流れていました。多分選手たちも「あ! これだ。いつもの感覚」だったと思います。
でも、ここからが本当に・・・
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