
対戦した中では伊良部の真っすぐが一番強烈で「ズド~~ン!!」とくるボール。真っ向勝負をしてくれたので楽しかった思い出があります[写真=BBM]
こればかりは、天性のものだとは思いますね、160キロを投げられる能力というのは。打者にとって160キロはなかなか対戦できない「未知との遭遇」です。
最近は、150キロを簡単に投げられる投手が増えてきましたよね。われわれの現役のころには、150キロを投げる投手はなかなかいませんでした。それはやはり“育つ文化”が今と昔では変化しているからです。われわれの小さいときは、正座をする機会が多かったですが、今ではほとんどイスに座る生活をしています。正座をする子どもはそこまでいませんよね。そうなるとヒザに負担を掛けることなく生活するわけですから、身長は高くなるのは必然です。
そこに近代的なトレーニングを小学生のときからでもできるようなシステムがあります。どうしたらいい筋肉を付けられるか、体力を効率よく付けられるか、ということも分かっていますし、それを取り入れている選手も多いですよね。それに加えて・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン