
当時から伊良部のフォークはめちゃくちゃ落ちました。でも私の狙いは真っすぐ一本。伊良部も真っすぐ勝負でした。しかし、あの1球のフォークを……今では本当に悔やまれます[写真=BBM]
私の黒歴史の中のひとつです。いまだに思い出すと、何て大人げないことをしたのだろうか……何でバットを振ってしまったんだ、と後悔しています。ただ、そのときの打球は生涯で一番飛んだホームランでした。
二軍の
ロッテ浦和球場です。レフトポール際の高いネットを超えて、新幹線に当たるんじゃないか? というくらい飛んだホームランでした。ピッチャーは、あの
伊良部秀輝(元ロッテほか)。初球のフォークボールでした。まったく抜けず、いわゆる棒球。半速球でスーッと。私は狙いすましてフルスイングしたのです。
試合前、周囲には「伊良部は初球フォークを投げてくるから、それを狙いますよ」と言っていたので、ドンピシャリ。なぜならその当時の伊良部は・・・
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