
足を上げたときもヒザの皿が正面を向き、割れができている
今回はセ・リーグのMVPに輝いた
広島の
新井貴浩選手について書いてみます。
阪神時代の後半は、重圧もあったと思いますが、なかなか思うような結果が出せず、勝負弱いという批判を浴びたこともあります。それが広島移籍2年目となる今年は、6年ぶりに打率を3割に乗せ、打点も132試合の出場ながら101打点と、見違えるように勝負強い活躍を見せてくれました。
好調の要因としては、自身の2000安打だったり、チーム自体の調子だったりと、精神的な要素ももちろんあるでしょうが、それ以上に、バッティング自体がよくなったことがあります。
新井選手は若いときから結構フォームを変えています。それも見ているだけではっきり分かるくらい大きな修正でした。ひとつには、性格的に悩みやすいタイプで、悪くなると、あれこれいじりたくなるのでしょう。どちらかといえば、不器用なところもありますし、うまくはまらないとスランプが長引くこともありました。それがこのシーズンはしっかりフォームが固まり、最後まで、ブレませんでした。
一番のポイントは・・・
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