
離脱の時期はあったが、調子の波が小さい丸の存在は大きかった
リリーフ陣の疲労の蓄積
いま143試合制が定着し、しかもCS、日本シリーズと、上位チームの年間の試合数はかなり多くなっています。これに昨年のようにWBCが加わると、選手の疲労度は相当なものがあります。1年だけならまだいいのですが、特に常に優勝を争っているチームは、終盤まで気が抜けない展開が続きます。特に登板はなくてもブルペンで連日準備しているリリーフ投手が蓄積する負担は大きなものがあります。今季は、前年の日本一で絶対の優勝候補と言われた
ソフトバンクが、その影響もあってだと思いますが、一時、リリーフ陣が総崩れとなって
西武を走らせてしまいました。
セ・リーグでは、先日3連覇を果たした
広島のリリーフ陣に前年から少し疲労を感じていましたが、案の定でした。リリーフ陣が打ち込まれ、終盤にひっくり返されての負けもありました。終盤の逆転負けはチームの雰囲気を悪くしますし、夏場に台頭した
フランスア選手の存在がなければ、もしや……の展開になったかもしれませんね。リリーフ陣の蓄積疲労は、広島だけでなく、CSに絡むどのチームにとっても頭の痛い問題となっているように思います。
ただ・・・
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