プロ野球シーズンもいよいよ開幕、今号の「ベースボールマガジン」５月号では横浜DeNAベイスターズを大特集しています。

　ベースボールマガジン的視点としては、1998年に球団が成し遂げた38年ぶりの優勝をクローズアップ。あの歓喜の優勝とは何だったのかを徹底的に検証しています。

　98年といえば佐々木主浩投手が日本新記録の45セーブ（46SP）をマークするなど絶対的な守護神として君臨しましたが、その大魔神と当時の恋女房・谷繁元信氏との最強バッテリー対談を本誌独占掲載。当時のチームの雰囲気、強さの秘密を懐かしく語られています。

　また、98年V戦士から投打の両輪だった斎藤隆、鈴木尚典両氏も登場。和製大砲を期待されながら鈴木尚選手はなぜ２年連続首位打者を獲得するほどのヒットメーカーに変身したのか、その謎が明らかに。

　横浜以外のファンの方々にも今号は飽きさせません。横浜が歓喜に沸いた98年、他の11球団がどんなチーム状況にあったのか、98年回顧録を通して当時のプロ野球の雰囲気が懐かしく思い出される内容になっています。

　さて、98年のV戦士たちが球団に残した魂は、現在のチームにどう受け継がれているのか。山﨑康晃投手に単独インタビューし、現代の守護神に宿った〝大魔神スピリット〟に迫っています。

「ベースボールマガジン」５月号、「SINCE1998　20年目の横浜DeNAベイスターズ」は４月１日発売（一部地域では、発売日は異なります）。お楽しみに！

文＝佐藤正行（ベースボールマガジン編集長） 写真＝BBM