
チームの勝利が最優先だが当然、本塁打にこだわりがある清宮
4月5日の春季東京大会2回戦(対中大付高)は5打数1安打で、待望の高校通算80本塁打がお預けとなった早実・
清宮幸太郎。
東海大福岡高との2回戦でセンバツ敗退後も、大会を気にしていた。史上初の大阪勢決勝(大阪桐蔭高対履正社高)も見たという。具体名こそ出さなかったが、昨年11月の神宮大会決勝で対戦した西の怪物・
安田尚憲(履正社高)の動向が気になっていたに違いない。
試合は大阪桐蔭高が�犇�中戦�瓩韮限丕海伐�勝。
「たくさんホームランが出ましたね(4本)。ゲーム展開も面白かった。高校野球の中でトップレベルの試合だと思いました」
野球の華であるホームランへのこだわりをあらためて、感じた言葉だった。
さて、3回戦(4月7日、10時、神宮第二球場)の対戦相手は私学の強豪・岩倉高。ベスト16をかけた戦いで、夏のシード権(西東京大会)確保を意味する、大事な試合だ。
早実は昨夏、ノーシード。シード権を得られないと、甲子園まで最多8試合を勝ち上がらなければならず、是が非でも16強に入っておきたいところだ。早実・和泉実監督も、相手校を警戒している。
「しつこいチームカラー。また、苦戦するとは思う。我慢比べに負けないようにしていきたい」
80号の大台に王手をかけている清宮だが、もちろん、主将はチームの勝利が最優先。白星の先に個人記録がついてくれば、最高の形となる。
文=岡本朋祐 写真=BBM