
金子は勝利の瞬間も淡々としていたが、捕手の伊藤光が抱き着いてきたとき「大げさ」と言わんばかりの照れ笑いを浮かべた
毎週水曜日発売(一部地域を除く)の『週刊ベースボール』では、毎回月曜から日曜までの試合で編集部選定の「週間ベストナイン」を選んでいるが、ON LINEでは、毎回土曜日から金曜日でベストナインを選んでいきたい。今回は4月8日から14日までだ。
楽天、
オリックスと前年の5位、6位チームの〝下克上〟が続くパだが、加えて期間内で
西武(4位)が全勝。勢力図が大きく変わっている。
投手部門はオリックスの
金子千尋を選んだ。4月14日の
ソフトバンク戦(ヤフオクドーム)に先発し、わずか92球で被安打2の完封勝利。5回終了時点ではパーフェクトピッチングだった。通算21完封は
杉内俊哉(
巨人)と並び、現役最多タイとなる。
以下は他のポジションである。
[捕手]
嶋基宏(楽天)
期間内/14打数 4安打 0本塁打 1打点 0盗塁 打率.286
[一塁手]
メヒア(西武)
期間内/14打数6安打 3本塁打 6打点 0盗塁 打率.429
[二塁手]
浅村栄斗(西武)
期間内/18打数 9安打 0本塁打 3打点 0盗塁 打率.500
[遊撃手]
茂木栄五郎(楽天)
期間内/16打数 7安打 1本塁打 2打点 0盗塁 打率.438
[三塁手]
中村剛也(西武)
期間内/15打数 7安打 3本塁打 6打点 0盗塁 打率.467
[右翼手]
近藤健介(
日本ハム)
期間内/19打数 10安打 1本塁打 4打点 1盗塁 打率.526
[中堅手]
宮崎祐樹(オリックス)
期間内/19打数 9安打 0本塁打 4打点 0盗塁 打率.474
[左翼手]
T-岡田(オリックス)
期間内/24打数 8安打 2本塁打 4打点 0盗塁 打率.333
[指名打者]
中島宏之(オリックス)
期間内/23打数 9安打 0本塁打 6打点 0盗塁 打率.391
写真=湯浅芳昭